2019年1月6日日曜日

めでたいマスコットキャラを作ってみんなに自慢しよう【3Dモデル錬成編】

2019年もよろしくお願いいたします。

人生においては、何かのタイミングで急にやる気が出るときがあるかと思います。
皆様が当てはまるかどうかは分からないのですが、そのきっかけは少なくとも自分の中ではポジティブな事象ではなく、後ろ向きな理由であることが多いです。
締切や見積もっていた時間からの遅延、他の人(特に知り合い)が何かを成し遂げてるのに自分は何をしてるのだろうという焦り、躁鬱でいうところの躁転、、、
理由はともあれ、溜めてたタスクややりたかったこと等を消化するチャンスには変わりないので、その期間中は多少生活習慣やメンタル面に支障を来してでも何かに没頭したほうが長い目で見ればプラスになるのかな、と考えています。


その努力の対象がこれで良かったのかはまた別の話ですが…



前回までのあらすじ

自分のコンテンツが微妙に増えてきたので、それを包括するマスコットキャラが欲しくなりました。


で、告知用のツイッターアカウントを開始するタイミングでアイコンが必要になったので急造しました。

めでぞうくん

ちょうどVRデバイスであるところのHTC Viveを買う直前ぐらいのタイミングだったと思うので、将来を見据えて3DCG化を試みました。


これが昨年8月ぐらいまでの流れです。

前にちょっと作ってたのはボツにした

今まで3DCGというのはほとんど触れてこなかった領域だったので、フリーウェアの中ではグンバツに知名度も機能もあるBlenderを使うことにしました。
ただ何ぶん機能が豊富すぎてBlender自体の学習に時間を要してしまったので
モデリングの作法を一つも知らないまま作り始めたので最序盤からガタガタになってしまった上に、毎日ちょっとずつ進めてたらガタガタの軌道修正どころか逆に収集がつかなくなってしまいました。

ムジュラの仮面の月かな?

こうなってしまった以上やり直したほうが早いことはうすうす気付いていたものの、ある種の損切りのようなその決断に躊躇してしまい、終わりの見えない建立は僕が完全にやる気を無くすまで続きました。
さながらデザインのダメなサクラダファミリアです。

世界的超一流クソゲーであるところのGetting Over Itでも言っていましたが、
やり直しほど、厳しいものはない。期限日の前日に宿題を削除してしまったり。1時間移動した後に、家に置き忘れた財布のために取りに帰ったり。カジノで地道に獲得した賞金を全て赤にかけたら、あいにくボールは黒へ。結婚式前、お気に入りのシャツをクリーニングに出したのに、食べ物をこぼしたり。友達を論破したと思ったら、次の瞬間には、またそれぞれの考えに戻ったり。やり直しは、やり始めるよりも…辛い。気持ちが乗らない時、特に嫌なことがあった1日に、そんなことがあると、目の前の現実から目を背けたくすらなる。

ということで9月ぐらいから完全に放置することとなりました。

もし将来VTuberデビューすることがあったら実況すんのかな

  • スクショ撮るために進めてたら過去イチ調子よくてめちゃくちゃ焦った
  • この後ミカンのところで落ちてやめた

再開

月日は流れ2019年1月5日、突如として創作意欲がマックスになったのでイチから作り始めて一気にプロトタイプ版ができました。


正直原型からはかけ離れてしまっていますが、これはトラッキングしてモーションキャプチャ等をする際に人型(Humanoid)のほうが設定がしやすいためです。
せっかくなのでゆるキャラモードからN等身モードにトランスフォームするみたいな設定を加えて今後も有効活用します。

  • モナーかな?

過程

作ってたときはちょっとトんでたのであんまり覚えてないのと画像もあんまり残ってないのとで曖昧です。

顔に対して体のポリゴンが粗すぎる

やり直し前からの反省として、前はポリゴン1つ1つを生成してくっつけてたのに対して今回は大きいポリゴンを分割していく方式を取りました。
やはり完成形が見えないというのが一番怖いので、最悪今やめてもモデルとしての体はなしてるというのは
それと同様の理由で、象の鼻に当たる部分も円柱を加工する形としました。

テクスチャを編集した(というよりただ色を塗った)のがこんな感じです。



半年前の自分がサイケな色味にしてたのが功を奏して色分けしただけでもそれっぽくなりました。
胴体のウロコなどは今後テクスチャファイルを作って再現しますが、逆にそれ以外は質感を調整すれば塗りつぶしでも悪くなさそうです。

レミパンみたい

体までフルスクラッチした割には姿勢とかちゃんとしてると思う

  • この記事書いてる途中でヒレの色変え忘れてるの気づいた

VRChatで使いたい

別にただグラフィックスが欲しくて作ってたわけではなく、VR時代にアイデンティティを確立するためにペルソナとなる着ぐるみが欲しかったのです。
特に、VRChatというVRでコミュニケーションが取れてワイワイできるサービスでワイワイしたかったので、アバターとしての設定を行います。

関節を設定するためにボーンを仕込みました。
最初なのでとりあえず自動ウエイトです。

ついでに首から免罪符ぶら下げた

このボーン設定のやり方については他のサイトに譲りますが、自分がハマったところを一応共有しておきます。

ボーンのRoot側を押し出したらなぜか逆向きに生えてきた


逆向きに生えてくると接続もされずで困るのですが、調べても全くわからなかったのでとりあえず腰部に配置して、足を逆向きで生やしたあとで手動で接続しました。

ウエイト設定までしてから全部消して作り直したら対応付けがおかしい

夢に出てきそう

Unityに読み込ませる際に出たエラーの調査のために一度ボーンをアーマチュアごと削除してから再構築して再度ウエイト設定をしたところ、意図しない場所が動く謎挙動を示すようになってしまいました。
(c.f.左手首のボーンをを回転させると右手側前腕が逆回転する)
ググったらボーンは名前で管理してるようであったため全ボーンをリネームしたらひとまずこの挙動は見られなくなりました。
恐らく同じ名前のボーンが別な場所に配置された際に切り替えがされていないものと思われますが、どこに設定が残ってるかはまだよく分かっていません…


VRChatでしばらく遊ばないとアップロードできない


なんと!ここまでやっておいて判明したのですが、登録後すぐには自作アバターを使えないようです。
VRChatで何時間か遊んだりフレンド増やしたりすることで制限が解除されるらしいです。
本記事執筆時点ではまだダメなので解禁されたら別記事書くか追記するかします。

今後の展望

上記でちょっと触れたように現状はプロトタイプ版なので、今後少しずつでも改良して行く予定です。
具体的には関節が完全に線1本なのとか、テクスチャが全部塗りつぶしなのとか、表情が固定な上に完全に白目を剥いてるのとかを修正したいところです。
慣れてきたらゆるキャラモードも作りたいですね。

あとは…



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