2017年4月3日月曜日

めでさんぽ: 中国の1000万人都市「ハルビン」で観光地でない素の中国の洗礼を受けた

こんにちは。めでたいです。
僕が個人的に2月中旬から某期間に突入してしまいブログどころじゃなくなってしまっていました。
落ち着くのは6~7月ぐらいですかね。
それまではネットでは鳴りを潜めようと思います。

ただ、中国は黒竜江省のハルビンに行ってきたことだけは何としてでも書こうと思ったので書いてます。
この記事はドキュメンタリーです。

ハルビンに行った理由

航空券がバカ安だったから、それだけですね。
春秋航空日本のサイトを眺めていたところ、「成田←→ハルビン定期便就航記念」として、なんと片道500円で販売していました。
500円で海外行けるならたとえ場所がどこでも行きたいと思うのが人の常。
予定も考えずに3月某日の便を予約しました。
  • 実際は500円のチケットが売り切れて10倍ぐらいの値段になったけど
  • 本末転倒

事前に調べたこと

目的と手段が逆転してるのでハルビン行きが決まってからハルビンのことを調べました。
調べるといっても本はおろかネットの情報もあまり見つからず、だんだん不安になってきました。
それでわずかに出てきたレポブログ等の(信憑性の怪しいものも含む)情報は以下のような感じでした。
  • 中国文化よりもロシア文化が強い
  • 1〜2月に雪まつりがあるが、それ以外の時期は観光客はほぼいない
  • 日本語は当然なら、英語すらまず通じない
  • 日本軍731部隊の活動場所だったため未だに反日感情が根強い
  • ハルビン駅で伊藤博文が暗殺され、暗殺者の記念館が建った

個々の話は割愛するとして、なかなかタフな旅行になりそうだなって感じでしたね。
一応ガイドブックとして地球の歩き方 大連 瀋陽 ハルビン版を買いましたが、ハルビン単体に関する記述は10ページぐらいしかありませんでした。
  • しかも後述するけど全く役に立たなかった

2泊3日で行った一部始終

というわけでほぼノー情報のまま宿だけ取ってハルビンまで行ってまいりました。


  • いきなりハルビン国際空港のバス写真
  • というのも空港でのスケジュールを舐めてかかってたら飛行機出発60分前に別ターミナル到着とかいうクソかましたから写真が残ってない


ハルビン国際空港は体感で成田の倍ぐらいの面積があるのに日に2〜3便しか発着しないらしく、いきなりスケールの違いを見せつけられました。
国際空港と国内空港の間はハイエース級のバスで移動します。
  • 到着直後は地元の方が我先にと乗り込むからしばらく乗れなかった
  • 到着1分でカルチャーショックを受けましたね…


国内空港から市街地まで行くバスに乗って1時間かけてハルビン駅付近まで行ったのですが、その間の写真が1枚もありませんでした。
こんなんじゃ旅行ブロガーにはなれませんね。
  • あったことといえば、降りる停留所を間違えてホテルまで数km歩くハメになったくらいですね
  • 乗るバスは書いてあるのに停留所の説明が1個もないガイドブックが悪い


さすが大陸と言ったところか、片側8車線という規格外のスケールです。
この広い道路の至る所でクラクションが鳴り響いてました。
  • 3日間を通して日本との交通ルールの違いに悩まされてました。具体的には、
  • 車>歩行者なのか道路横断してる時も速度落とさず突っ込んでくるしガンガンクラクション鳴らしてくる
  • 信号が赤だけど右折してくる(これはヨーロッパの一部もそうらしい)
  • バイクが人を殺せるスピードで歩道を走行してる
  • さっきの片側8車線の道路で一部横断歩道あるのに信号がなくて、歩行者は合間を縫うように歩く地獄箇所があった
  • あとタクシーもバスも一般車も基本的にドロドロでクッソ汚かった




前述の通りハルビンはロシアの影響を強く受けているため、建築物や橋にもヨーロッパ文化を感じました。
ただ根本は中国なので、それぞれの文化が融合(?)した感じになってて興味深かったです。


それで我々の宿泊した5つ星ホテルがここです。
最上階がプレシデンタルルームって書いてあったのでマジだと思います。
ただ、ここでまたカルチャーショックを受けたのですが、ホテルのフロントに英語使える人が一人もいませんでした。
  • 結局3日間で空港以外で英語が通じた人は2人だけでした
飛行機で覚えた拙い中国語と筆談でなんとかチェックインできました。
あとこれも中国の文化らしいんですけどデポジットで宿泊費と同じぐらい取られました。

なんと!僕は部屋の写真も撮ってませんでした!
文字で説明するとベッド2つとテレビが1つ、ユニットバス付きの普通にいい部屋でした。
なんとテレビは50チャンネル、NHKワールドも放送、ペイチャンネルでは東○熱!
  • 引き出しの中に紅茶とお菓子が入ってて食べようと思ったら横に値段が書いてあったり
  • 備え付けの加湿器の水補充しようとしてタンク外したら中がカビまみれだったり
  • ルームサービスのメニューの日本語があったけど謎ワードだったりした
  • なんだかんだ言って日本の宿泊施設ってすごいナ〜って思った

以下はただの旅行写真なので説明はそこそこです。


  • ハルビンステーション
  • 写真だと大きく見えないけど実は撮影地点から数100m離れてるんですよね




  • 上の撮影地点から駅まで行くための地下通路
  • こういう地下通路がよくあったのですが、場所によっては17時とかで通行禁止になるとこもあったりでよく分かんなかったです




  • 避妊治療やってそう




  • ハルビン一の観光名所「聖ソフィア大聖堂」
  • A. シュニトケの交響曲第2番は 「聖フローリアン」
  • ここに行くのにガイドブック当てにしてたらクッソ迷った 




  • 大聖堂の前にあったデカいデパートは装飾もデカい




  • ハルビンのメインストリート中央大通
  • 数kmが石畳で歩行者天国になってる安全スポットでした




  • これも有名な建物らしい(知らなかった)




  • 松花江というデカい川の近くにな建ってたモニュメント
  • 昔洪水から街を救った人達を称えてるらしい



  • その松花江は全面凍ってて人が乗れる状態でした
  • 手前の土っぽいところは花火の山だった(旧正月のやつ?)



  • 中華式造花
  • この周辺はお花屋さん(隠語が多いらしいですね)



  • ハルビンの電車(19両編成)
  • 写真撮ってないけど線路で犬が死んでました

行った感想

僕はこれが2回目の海外旅行でした。
1回目は台湾だったのでイージーモードだったところからの2回目でベリーハードということでめちゃくちゃ大変でした。
ただ人生経験という意味ではかなり実りのあるものだったと思います。

行く前の情報で「反日感情が強い」っていうのが多くあったので内心ビビってたんですけど少なくとも僕は全然感じませんでした。
店などで「I can't speak Chinese(#^.^#)」って言うと無愛想になったりはありましたが、あれは日本人だからって言うよりも対応が面倒くさいからっぽかったです。
  • 年いった日本人が行ったらまた違うのかもしれませんが

というわけで次に海外行くときは東アジアから出たいですね。
北欧とか行ってみたいナ〜って思ってます。おわり。

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